BACKYARD ULTRA LAST SAMURAI STANDING は1時間以内に6706メートル(1yard)を走るノックアウト方式のレース。次の1時間までの残り時間はリカバリーに使用でき、 各ループは厳密に1時間毎にスタートする。スタートの3分、2分、1分前にホイッスルでスタートをアラート。すべての出走者はスタートの合図と同時に走り出さなければならない。これを最後の1人が残るまで継続し、最後にコースを1時間以内に走り切った者が勝者となる。
2011年に第一回大会が開催され、そのときの記録は18時間(129.6km)。小規模かつ簡易的に開催できる競技スタイルであることから、パンデミックを機に米国以外の国々にも広がり、約50カ国で187のBackyard Ultraが存在する。その盛り上がりは止まることを知らない。日本では、北海道、福島、新潟、東京、京都、島根の6エリアで開催されている。
Backyard Ultraの勝者たる猛者たちの上位約70名は、奇数年に開催されるBig’s Backyard Ultra(個人世界戦)でさらなる高みを競う。2020年はBig’s Backyard Ultraに出走予定だった海外選手が、COVID-19の影響で開催地である米国への入国が厳しくなり、代替案としてオンラインシステムを駆使して26カ国でBig’s Backyard Ultraを同時開催した。
現在のワールドレコードは、2023年10月21日に記録された米国オハイオ州のハーベイ・ルイスによる108時間(724.25km)──つまり4日と半日──となっている。
Backyard Ultraシリーズは、個人世界戦であるBig’s Backyard Ultraのほか、偶数年に開催される国別対抗戦のSatellite大会(優勝者はBig’s Backyard Ultraへの出場権が獲得できる)、サテライト大会への出場権を競うSIVLER大会、Silver大会への競うBronze大会がある。
Backyard Ultraの創設者であり、アメリカでも多くのレースを主催するレースディレクター。
代表的なレースは世界一過酷なウルトラマラソンであるBarkley Marathonsを始め、Barkley Fall Classic、VOLステート500KM、GVRAT1000KMがある。
Last SAMURAI Standingはラザラス・レイクから日本でも開催してみないか?の一言から始まる。
ルールは全てBackyard Ultraに則って開催され、2020年に第一回大会と第二回大会が高尾で開催される。
今後の計画としては、日本全国47都道府県で同日同時刻開催することを目指し、2021年からは東京、群馬、福島、京都、島根で開催される予定。
各県の優勝者はサテライト大会(日本代表選手として)へ招待され、そこで優勝したものがアメリカの世界大会「Big’s Backyard Ultra」へのゴールデンチケットを手にすることができる。
2007年、IT企業から、スポーツ商社へ転職。当時、身長178センチ、体重98キロ、BMI32の肥満。
直後、その体格から、BMIを下げるダイエット企画の社員サンプラーとなる。
1日30分、毎日トレッドミルで走った結果、3ヶ月で7キロの減量に成功。
それ以来走ることがライフスタイルとなり、トレイルランニングとも出会う。
今では100マイルの楽しさにはまり、現時点で100マイルを57本完走(2020年9月時点 日本人最多)。
現在の夢は100マイルを100本完走することと共に走る楽しさを広げていくこと。
現在はスポーツ商社を脱サラし、株式会社Tomo’s Pitを立ち上げ、ランニングのオンラインコーチングを始め、多くのランニング業に携わっている。